おはようございます!ダニエルです!
教員の副業って可能なの?
将来のリスクを減らしたい
周りの人に見つかっても、大丈夫なことがいい
私もはじめ、教員が副業をやってもいいのか悩んでいました
給料が低いことへの悩みと、法律に反するのではないかという不安
でも、調べると意外とできることが多いことに気づきました
さて、では、教員の副業は可能なのでしょうか?
そもそも教員の給料っていくら?
教員の平均年収は500万円
給料が少ないと感じている教員の方は多いと思います
実際に、教員の平均年収は約500万円と、他の公務員や民間企業に比べて低い水準です(文部科学省HPより)
みなさんは、この給与に満足していますか?
また、教員の仕事は非常に忙しく、残業や休日出勤も多いです
勤務時間を時給換算してみると思ったより安い金額で働いているのではないでしょうか?
教員は時給換算だと約1370円
とある学校に勤めていたときの、私を例にして考えてみます
朝7時出勤、休憩をとることができず(普通だと思いますが・・・)、放課後21時まで勤務する
さらに、休日は出勤したり、自宅で仕事をしたりする
平日は7時~21時の14時間労働、休日はどちらか1日6時間労働
合計で14時間×5日(平日)×4週間+6時間(休日)×4日=304時間(1か月の労働時間)
平均年収を5,000,000円とすると、月収換算で(わかりやすくするためにボーナスも月収に割ります)
5,000,000円÷12か月=約416,666円
これを先ほどの1か月の労働時間で割ると
416,666円÷304時間=約1370円です
どうですか?
教員の時給は約1370円です多いですか?少ないですか?
若い教員の時給は700円!?
総務省「令和4年 地方公務員給与の実態」によると
経験年数5年未満の平均給与月額は約236,527円となっています
経験年数 | 平均給与月額 |
---|---|
1年以上、5年未満 | 約236,527円 |
5年以上、10年未満 | 約284,551円 |
10年以上、15年未満 | 約333,394円 |
15年以上、20年未満 | 約375,695円 |
仮にこの数値で計算してみると
236,527円÷304時間=約778円
どうでしょう?
若者が教員に魅力を感じない理由も分かるのではないでしょうか?
なぜこんなことになっているのでしょうか
原因は主に2つ考えられます
教員の時給が低い理由
1、教員(公務員)は年功序列
公務員は年功序列です
若い人ほど給料が低く、年配者ほど給料は高いです
先ほどの、総務省「令和4年 地方公務員給与の実態」によると
5年未満の給料が約236,527円に対し、5年以上10年未満は約284,551円、
10年以上15年未満は約333,394円と、経験年数を重ねるごとに給料は上がっていきます
2、教員は勤務時間外の業務が多い
また、教員は基本的に勤務時間外の業務が多いです
学校行事による休日出勤があることもざらです(代休が取れないこともしばしば)
だからこそ、給料は増えないのに、勤務時間ばかりが増え
時給換算すると、とても低いという事態が起きるのです
そのため、副業を始める時間や余裕がないと感じる方もいるでしょう
しかし、副業を始めることで、給料以外のメリットも得られます
教員の副業の始め方
教員が副業を始めるメリットはあるの?
では、そんな忙しい教員が、副業を始めることに、何かメリットはあるのでしょうか
それは、例えば、新たなスキルや知識を習得したり、自己成長やキャリアアップの機会を増やしたり、自分の興味や好きなことに関わる仕事をしたりすることができます
教員はどうやって副業を始めたらいいの?
では、教員の副業はどうやって始めるのでしょうか?
まず、教員としての職場で副業が許可されているかどうかを確認する必要があります
法律を確認しよう
公務員法では、公務員は本職以外の仕事をすることが禁止されていますが、例外的に許可される場合もあります「内閣官房内閣人事局 国家公務員の兼業について(概要)」(国家公務員法第104条)
具体的には、本職に支障を及ぼさない範囲で、学術的・芸術的・文化的・社会的・慈善的な活動や、本人の専門知識や技能を活用した講演・執筆・講習などが許可される場合があります
ただし、これらの活動についても、所属機関の長から事前に許可を得る必要があります
また、私立学校や塾などの民間教育機関で働く場合は、職場の規定に従って副業を行うかどうかを判断する必要があります
一般的には、競合する仕事や本職に影響する仕事は禁止されていますが、詳細は各機関に確認してください
教員としてもスキルを生かせる、自分に合った副業を見つけよう
次に、自分に合った副業を見つける必要があります
教員としてのスキルや知識を活かした副業としては、以下のようなものが考えられます
– オンライン家庭教員
– 教材作成
– 教育コンサルタント
– カリキュラム開発
– ブログやYouTubeなどのコンテンツ制作
これらの副業は、自分の時間や場所を自由に選べるというメリットがあります
また、教員としての経験や専門性を生かすことができます
副業の経験や知識がなくても大丈夫
一方、教員とは関係のない副業としては、以下のようなものが考えられます
– アンケートやモニター
– データ入力やライティング
– フリマアプリやECサイトでの販売
これらの副業は、教員としてのスキルや知識が必要ないというメリットがあります
また、自分の興味や趣味に関わる仕事をすることができます
まとめ:教員が副業を始めるときの注意点
最後に、副業を始める際に注意することをいくつか挙げておきます
– 副業にかける時間や労力を見極める
– 副業の収入に対する税金や社会保険の手続きをする
– 副業の内容や収入を本職の職場に報告する
– 副業と本職のバランスを保つ
以上、教員の副業についてお話ししました
教員の副業は可能ですが、職場の制約や自分の目標や状況に応じて適切な副業を選ぶことが重要です
副業を通じて、給料増加だけでなく、自己成長やキャリアアップなどのメリットも得られるようにしましょう
以上、ダニエルでした。
参考資料:
https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/files/kengyou_gaiyou.pdf
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