おはようございます!ダニエルです!!
これまでは、私が休職するまでに考えたこと
休職する決意、校長との話や病院へ行った話をしました
この記事では、休職の最初の1か月の生活について
どのように過ごしていたのか
何を考えていたのか
これらについて書いていきます
教員休職後、大きな壁:自分の心との戦い
休職に入って最初の1か月は自分の心との戦いでした
- 眠れない
- 自分を責める
- 周囲の人が怖い
こんな感情を常に持って過ごしていました
休職中なのに眠れない
病院で診断をもらい、校長との話も終わり、休職期間が始まりました
最初にしたことは、とにかく寝ることです
うつ病の症状として不眠があったということもあり、
医師からも
「まずは眠れなくなるまで思いっきり寝てください」
と言われました
起きたい時に起きて、寝たい時に寝る
でも、これが本当に難しいのです
普通に考えたら、“なんてうらやましい生活なんだ!”と思うかもしれませんが
この時は不眠に悩まされていたこともあり、
寝ようと思っても眠れない
寝なきゃいけないという謎のプレッシャーが出てくる
寝ようとするとネガティブなことばかり考えてしまう
眠るだけのことがとても難しく、
普通に生活を送ることができませんでした
病院で睡眠導入剤を処方してもらい、寝る前に薬を飲み眠る日々が続きます
お薬を飲めば強制的に眠ることができるので、少しずつ寝不足は解消されていきました
教員を休職している自分を責める
朝起きたい時間に起きるといっても、午前中には目が覚めます
これまで休日も基本的に仕事ばかりしていたので
いざ、暇な時間ができたときに何をしたらいいのかわからない
でも、何もしないと、休んでしまったことへの罪悪感で押しつぶされそうになります
最初は小説を読もうかと思いましたが、内容がまったく頭に入ってこない
読んでいる間も、ついつい学校のことを考えてしまいます
- 自分が休んだせいで他の先生に迷惑をかけている
- めちゃくちゃなクラスを残してきてしまった
- 子どもたちも急なことで戸惑っているかもしれない
- 自分が休まなければこんなことにならなかったのに
何で休んでしまったんだと自分を責めてばかりでした
そんな時間を紛らわせることができたのは部屋の掃除でした
もともと、休日も仕事をしていたせいもあり、部屋の掃除がおろそかになっていました
部屋の掃除は心を整理してくれるというのを聞いたことがあることもあり
やってみたら、本当に心が落ち着いてきました
やってみると、なぜ効果的なのかがよくわかりました
うつ病に掃除が効果的な理由
何も考えなくてもいい
小説を読もうとしたときなどはついつい、いろいろなことを考えてしまっていました
しかし、掃除をしているとそういった他の考えはなく、たんたんと掃除に取り組むことができました
身体を動かすことができる
医師からは体を動かすといいと言われていましたが、なかなかできませんでした
しかし、掃除なら、外出することなく体を動かすことができ、それがリフレッシュにつながります
目に見えて成果がわかる
掃除は、できたことが目に見えて、すぐにわかります
「自分は今日こんなに掃除ができたんだ」という自分をほめる材料にもなります
自分を責めてしまうことが多い中ですが、少しでも自分をほめることができる掃除はとても効果的です
他にも、小説はダメでしたが、マンガなら絵が多いため、のめりこみやすく
また、難しく考えなくても“なんとなく”で読めるので、無駄な思考をせずに過ごすのに適していました
休職してから周囲の人が怖い
休職に入ってからはずっと“周囲の人が怖い”と思って過ごしていました
- 外出は病院だけ
- LINEは見たくない
- 電話がかかってくるのが怖い
引きこもりのような生活でした
外出は病院だけ
教員という職業柄、これまで多くの保護者や地域の人と関わってきました
つまり、知り合いに出会う確率が他の職業よりも高いというわけです
しかも、平日の日中となると、事情を知らない人と会った場合、いろいろと聞かれる可能性が高いということ
さらに、車の運転中に見られた場合も、あとから連絡が来る可能性があります
こんなことをたくさん考えると、足が外に向かなくなるのは必然だと思います
LINEは見たくない
当初、たくさんのLINEが届きました
主に学校の同僚からです
心配のLINEが多かったのですが、正直、どんな返信をしたらいいのか全く分かりませんでした
返信したほうがいいのはわかっているけど、どうしても返信できない
→ 既読をつけてしまうと返信しなきゃいけないから既読もつけられない
→ 未読無視も申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまう
その結果、LINEをミュートにして過ごすという選択をとることにしました
(これも、結局、未読無視なのですが・・・)
LINEの通知がどんどんたまっていくのを見て、「どうしよう・・・」という思いもありましたが
企業の公式アカウントからの通知がもともと多かったため、ほとんど広告だと信じることにしました
そうすると、なんとなく気持ちが軽くなっていきました
電話がかかってくるのが怖い
LINEと同じで、電話がかかってくるのも怖かったです
LINEは文字でのやりとりのため、まだ、負担は軽かったですが
電話は直接話すので、とても負担が大きかったです
本当に電話に出たくなくて、何回も無視してしまいました
でも、校長からの電話だけは、出るようにしていました
何か重要な話であったり、書類提出に関する話であったり
他の人も何か連絡があれば校長に伝えると思ったからです
その結果、校長だけが連絡窓口となり、電話をするようになりました
これは私にとっては、負担が軽く、とても楽でした
毎回、いろいろな人と話すと、それだけで疲れてしまうので
校長とだけ話せばいいというのは、とても楽でした
時々、学校から電話がかかってきても、どうしても出られず
その後に校長から要件を聞くということが続きました
こういったことが1か月続きました。
でも、校長からの連絡も頻繁にあるわけではなく、週1回ほどでした
そうして、人気のない道を選んで通院したり、校長と連絡をとったり、掃除をしたりして
最初の1か月を過ごしました
まとめ
今回は、休職に入って最初の1か月の過ごし方をまとめました
最初の1か月は、どうしても、周囲の目を気にしてしまい、部屋に引きこもるように過ごしてしまいます
罪悪感から周りの人と、連絡も取れず、自ら孤立を選ぶようになります
でも、それでもいいのかなと思います
周りの環境がプレッシャーになるのであれば、そこから一度離れて
一人の時間を楽しむ必要があるのかなと思います
次回は、休職から1か月経過しての生活です
以上、ダニエルでした。
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