【教員の時給778円】若手の給与実態と合法副業の始め方|体験談

教員も稼ごう

こんにちは、だにえるです。元小学校教員で、現在は教育と金融をテーマに情報発信をしています。

  • 教員の副業って、そもそも可能なの?
  • 将来のリスクに備えておきたい
  • 見つかってもトラブルにならないものがいい

私自身、現役時代にまったく同じ悩みを抱えていました。給料の低さへの不安と、法律に反するのではないかという心配──この二つを数年単位で引きずっていたのです。けれど調べてみると、教員でも合法的にできることは想像以上にあります。

結論から言うと、教員の副業は条件を守れば可能です。本記事では、教員の給料と時給の実態、時給がここまで低くなる構造的な理由、そして合法的に副業を始めるステップまでを一気に整理します。

この記事でわかること

  • 教員の平均年収と時給のリアル(若手は時給778円のケースも)
  • 時給が低くなる2つの構造的な理由
  • 教員でも合法的に始められる副業の考え方
  • 教員スキルを活かす副業と、スキル不要で始められる副業

教員の給料と時給のリアル

うそまる

えっ、時給700円台ってホント!?

教員の平均年収は約500万円

給料が低いと感じる教員の方は多いと思います。実際、文部科学省や総務省の各種統計を見ても、教員の平均年収はおおよそ500万円前後。他の公務員や民間大企業の平均と比べて、決して高い水準ではありません。

しかも教員の仕事は非常に忙しく、残業・休日出勤も多い。勤務時間を時給換算してみると、思ったより安い金額で働いていることが一目瞭然です。

時給換算すると約1,370円:304時間労働で計算

私自身を例に計算してみます。

  • 朝7時出勤、休憩をほぼ取れず、放課後21時まで勤務
  • 休日は出勤するか、自宅で仕事をする日が多い
  • 平日は7〜21時の14時間労働、休日はどちらか1日6時間労働

1か月の労働時間を計算すると、

14時間 × 5日(平日)× 4週間 + 6時間 × 4日(休日)= 304時間

平均年収500万円をボーナス込みで月収換算すると、

5,000,000円 ÷ 12か月 = 約416,666円

これを304時間で割ると、

416,666円 ÷ 304時間 ≒ 約1,370円

これが現役時代の私の「時給」です。みなさんにとって、この金額は多いですか?少ないですか?

若手教員は時給約778円:総務省データで検証

うそまる

若手ほど厳しいってことだよね……。

若手だけに絞ると、もっと厳しい数字になります。総務省「令和4年 地方公務員給与の実態」によると、経験年数5年未満の教育職平均給与月額は約236,527円です。

経験年数 平均給与月額
1年以上 5年未満 約236,527円
5年以上 10年未満 約284,551円
10年以上 15年未満 約333,394円
15年以上 20年未満 約375,695円

出典:総務省「令和4年 地方公務員給与の実態」

先ほどの304時間で割ると、

236,527円 ÷ 304時間 ≒ 約778円

地域によっては最低賃金を下回りかねない水準です。若手が教員に魅力を感じづらい理由が、数字からもはっきり見えてきます。

教員の時給が低くなる2つの構造的な理由

理由1:公務員は年功序列

公務員は年功序列です。若いほど給料が低く、年配ほど給料が高い。先ほどの総務省データでも、経験5年未満で約23.6万円、10〜15年未満で約33.3万円と、年次とともに上がっていきます。

つまり若手は、「頑張っても今すぐには給料に反映されない」構造のなかで働いているわけです。

理由2:勤務時間外の業務が多い

もうひとつの理由は、勤務時間外の業務の多さです。学校行事の休日出勤、部活・会議・書類作業・教材研究──どれも勤務時間内には収まりません。

また、公立学校の教員には給特法(教職員給与特別措置法)により、原則として残業代が支払われません(本給の4%相当が教職調整額として支給)。頑張って残業するほど時給が下がるという、不思議な仕組みになっているのが現状です。

教員の副業の始め方:法律と許可のルール

うそまる

合法的にやる方法を知っておきたい!

公務員法の基本ルール

公立学校の教員は地方公務員のため、地方公務員法第38条により、営利企業への従事等は原則として制限され、許可が必要です。

ただし、所属長(校長・教育委員会)から事前に許可を得られる活動もあります。具体的には、本職に支障を及ぼさない範囲で、

  • 学術的・文化的・社会的・慈善的な活動
  • 専門知識や技能を活用した講演・執筆・講習
  • 有価証券の資産運用(一般に副業に該当しない扱い)

などが挙げられます。独断で始めるとトラブルの原因になるので、必ず書面で相談しましょう。

出典:内閣官房内閣人事局「国家公務員の兼業について(概要)」

副業の税金:20万円ルールに注意

副業収入が年20万円を超える場合、確定申告が必要です(給与以外の所得が年20万円以下なら原則不要)。ただし住民税は20万円以下でも申告が必要になる点に注意してください。会社員と同じく、副業が職場に知られるのは住民税の納付経由が多いので、対策として「住民税を自分で納付」を選択する方法もあります。

出典:国税庁「給与所得者で確定申告が必要な人」

私立学校や塾の場合

私立学校や塾など民間教育機関で働く場合は、就業規則に従います。一般的には競合業務や本業に影響する仕事は禁止されていますが、詳細は各機関に必ず確認してください。

教員に向いている副業:スキル活用型 vs スキル不要型

うそまる

自分に合うのはどっちかな?

教員スキルを活かせる副業

  • オンライン家庭教師
  • 教材作成
  • 教育コンサルタント
  • カリキュラム開発
  • ブログやYouTubeなどのコンテンツ制作

これらの副業は、自分の時間や場所を自由に選べるのがメリットです。教員の経験や専門性をそのまま収入化できるので、ゼロから学び直す必要がありません。

スキル不要で始められる副業

  • アンケートやモニター
  • データ入力やライティング
  • フリマアプリやECサイトでの販売

教員スキルが不要なぶん、誰でもスタートできるのが強みです。趣味や興味のある分野と絡めると、長続きしやすくなります。

なお、資産運用としての株式投資も、時間をかけずに続けられる選択肢です。積立NISAなら設定後は放置でOKなので、教員の激務と相性が良いです。詳しくは【2026年版】教員にNISA株式投資が向く6メリット5デメリットにまとめています。

さらに、副業のためのスキルアップは「20時間の法則」がおすすめです。詳細は【スキルアップの裏技!】時間がない教員に教えたい<20時間の法則>で解説しています。

【FAQ】教員の時給・副業に関するよくある質問

Q. 教員の副業は本当に合法ですか?

A. 地方公務員法第38条で原則制限されますが、所属長の許可を得れば一部活動は可能です。講演・執筆・資産運用は認められやすい傾向があります。

Q. 副業収入の確定申告ラインは?

A. 給与以外の所得が年20万円を超えると確定申告が必要です。20万円以下でも住民税の申告は必要なので注意してください。

Q. 忙しすぎて副業の時間が取れません。

A. 時間をかけない仕組み型(NISAの積立投資など)か、隙間時間で進められるコンテンツ制作がおすすめです。1日30分からでも積み上がります。

まとめ:教員が副業を始めるときの4つの注意点

うそまる

ルールを守れば、前に進めるんだね!

最後に、副業を始める際の注意点です。

  • 副業にかける時間や労力を見極める(本業を崩さない範囲で)
  • 副業収入にかかる税金・住民税の手続きを忘れない
  • 必ず所属長に書面で相談・報告する
  • 副業と本業のバランスを保つ

時給778円という数字にショックを受けた方こそ、今日から小さな一歩を踏み出してみてください。あなたの未来が少しでも明るくなりますように。以上、だにえるでした。

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