こんにちは、だにえるです。
教員を休職して1ヶ月が経過すると、心に少しずつ余裕が戻ってきます。この記事では、休職から1ヶ月半〜2ヶ月目の気持ちの変化、落ち着いた時期のおすすめの過ごし方、傷病手当金や復職プログラムなどの制度面を、現役教員の実体験ベースで紹介します。
この記事でわかること
- 休職1ヶ月半〜2ヶ月目の心の変化
- 落ち着いてきた時期におすすめの過ごし方5選
- 傷病手当金・復職プログラムの基本
- 焦らないための考え方・注意点
休職1ヶ月過ぎたら、気持ちはどう変わるの?
休職から1ヶ月半〜2ヶ月目に起こる心の変化
休職直後は、起き上がることすら苦しい日々が続きます。私も最初の1ヶ月の話で書いたように、一番しんどい時期は寝込んで過ごしていました。ところが1ヶ月半〜2ヶ月目に入ると、体と心に少しずつ変化が出てきます。
外出できるようになるまでの気持ちの動き
最初は近所のコンビニに行くだけで精一杯でした。でも1ヶ月を過ぎた頃から、「ちょっと外の空気を吸ってみようかな」と自然に思える瞬間が増えてきます。無理やりではなく、体が外を求めるようになる感覚です。
ドライブ・散歩で得られた「回復の手応え」
車で海や山に行く、近所を30分だけ歩く——こうした小さな外出が、「自分はまだ動ける」という手応えを連れてきてくれました。目的のない移動ほど、心が軽くなることに気づきます。
職場からの連絡に怯えなくなった瞬間
休職直後は、管理職や同僚からの電話・LINEに心臓がバクバクしていました。けれど時間が経つにつれ、「あ、連絡が来ても、すぐに対応しなくていいんだ」と受け流せるようになります。これが「落ち着いてきた」最大のサインでした。
落ちついてきた時期におすすめの過ごし方5選
① 無理をしないための1日の過ごし方ルーティン
起きる時間だけ緩く決めて、あとは「何もしない日」を許可します。スケジュールで縛らないことが、この時期の自分を守る鍵です。
② 復職に向けた生活リズムの戻し方
朝起きて日光を浴びる、3食の時間を固定する。主治医とも相談しながら、少しずつ出勤時の時間割に近づけていきます。
③ 読書・学びなおしで自己肯定感を取り戻す
興味のある本を1日10ページ読むだけでも、「自分は成長している」という感覚が戻ってきます。私は20時間の法則の考え方で、スキル学習を少しずつ再開しました。
④ 家族・友人とのリハビリ的な関わり方
いきなり大勢で会うのではなく、気心の知れた1人と短時間話す。これだけでも「人と話す筋力」が戻ってきます。
⑤ 軽い運動(散歩・ヨガ)のすすめ
1日15分の散歩や、YouTubeの10分ヨガで十分です。運動は自律神経のバランスを整える効果があり、適応障害・うつ症状の改善にも寄与すると言われます(最終判断は主治医に相談)。
「何もしない日」も必要なんだね。
傷病手当金・復職プログラムなど制度面の整理
傷病手当金はいつまでもらえる?
公立学校共済組合の傷病手当金は、同一傷病で支給開始日から通算1年6ヶ月が上限です(2022年1月の健保法改正で通算化)。標準報酬日額の2/3相当が支給されます。詳細は所属の共済組合・人事課に必ず確認してください。
復職プログラムの流れと主治医との相談
一般的には①主治医の復職可能診断→②職場の復職支援プログラム(慣らし出勤など)→③正式復職、というステップを踏みます。自治体によって名称・期間は異なるため、必ず管理職と人事課に確認しましょう。
焦らないための考え方・注意点
- 回復には「波」があります。昨日よかったのに今日しんどい、は普通のこと
- 「周りの同期と比べる」は厳禁。自分の時間軸で進む
- 復職or退職の判断は、一番元気が出てから決める
焦らなくていい、自分のペースで!
【FAQ】教員の休職中の過ごし方についてよくある質問
Q. 何もしない日が続いても大丈夫?
A. 大丈夫です。回復期には「何もしないこと」が仕事です。罪悪感は感じなくて構いません。
Q. 復職と退職どちらを選ぶべき?
A. 今決めなくてOK。元気が戻ってから選択肢を並べて判断すれば十分です。教員におすすめの転職先3選も参考にどうぞ。
Q. 傷病手当金の申請は自分でやる?
A. 基本は共済組合へ自分で申請しますが、学校の事務・管理職が代行してくれる自治体もあります。まず人事課に確認しましょう。
まとめ:焦らず、少しずつ自分のペースを取り戻す
休職1ヶ月半〜2ヶ月目は、回復の手応えが少しずつ見えてくる時期です。一気に元に戻そうとせず、小さな外出・読書・運動・人との関わりを「自分のペースで」積み上げていけば大丈夫です。
シリーズの他の記事:⓪休職の決意/①校長が家に来た話/②最初の1ヶ月
一人で抱え込まず、主治医・家族・同じ経験をした人と話しながら進んでください。みなさんの回復を、心から応援しています。


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